海軍 |
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一式陸上攻撃機 (三菱)
インテグラル式タンクを使用し航続距離はB17に匹敵する性能だったが、防弾設備が一切なく被弾に対して非常に弱かった。特攻用桜花の母機として使われた。 |
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零式艦上戦闘機 (三菱)
艦載機ながら陸上でも運用された。軽量な機体により運動性が優れていた。しかし末期には、出力、防弾と急降下速度の不足は敵機に狙われる結果となった。 |
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烈風 艦上戦闘機 (三菱)
海軍の「誉」発動機指向と高機動性の要求に難産し、量産に間に合わなかった。三菱MK9搭載機は好成績だった。翼面荷重を稼ぐ為、攻撃機並みの大きな主翼が特徴。 |
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震電 試作局地戦闘機 (九州)
前翼型と呼ばれる、機体前部の小翼、後方にプロペラを配置する機体。B29迎撃用として400ノットを超える速度を目指していた。試作段階で終戦。 |
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強風 水上戦闘機 (川西) |
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紫電(紫電一一型) 局地戦闘機 (川西)
水上戦闘機「強風」を火星エンジンから誉エンジンに換装し陸上運用できるようにした機体。 |
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紫電改(紫電二一型) 局地戦闘機 (川西)
脚構造の簡易化を図るため低翼化、防弾性能を向上させた機体。発展出来なかった零戦の後継機といわれた。 |
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雷電 局地戦闘機 (三菱) |
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月光 夜間戦闘機 (中島) |
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東海 哨戒機 (九州)
1945年実戦配備の有視界哨戒機。開発中の新型電探が搭載できず、制空権を奪われた日本近海では効果の程は疑問だった。機体は急降下可能な程運動性が良かった。 |
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彗星 艦上爆撃機(空技廠・愛知)
急降下爆撃機として開発。戦闘機並みの性能を実現するため水冷式エンジンを採用。 |
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流星 艦上攻撃・爆撃機 (愛知)
機動性に優れた空戦能力と、1tの魚雷を搭載できる艦爆機でもあったが、末期に100機程生産されただけで品質も低く稼働率が悪かった。 |
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二式飛行艇 (川西)
攻撃時6500kmを超える航続距離、巡航速度と、波消し装置による着水性能は、他国飛行艇を凌ぐ高性能な機体だった。 |
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銀河 爆撃機 (空技廠) |
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秋水 (三菱)
B29迎撃用としてMe163をお手本に製作。僅か3機のみが完成したところで終戦となった。2種類の燃料を混合してロケット噴射で推進した。黄色の機体は試作機。 |
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橘花 特殊攻撃機 (中島)
Me262を参考に、ターボジェットエンジンを装備。試験飛行のみに終わった。 |
陸軍 |
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一式戦闘機 隼 キ-43 (中島)
重爆撃機の援護機として開発。軽量化に伴う運動性は優れていたが、それ故に装甲装備が無く被弾に弱かった。また翼内の武装が無いことも弱点だった。 |
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二式戦闘機 鍾馗 キ-44 (中島)
爆撃機用エンジンハ-41を採用したため、機首が太い。 |
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二式複座戦闘機 屠龍 キ-45改 (川崎)
陸軍唯一の双発戦闘機。実際には単発機とは勝負が出来ずに、機首の37mm砲での防空面での役割が大きかった。 |
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九九式襲撃機 キ-51 (三菱)
敵地の飛行場や部隊を攻撃する為の小型飛行機。異例の装甲を行い、堅牢かつ信頼性が高く、運動性が優れたため偵察機も作られた。大戦終了後、インドネシアや人民解放軍でも一時期使われた。 |
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三式戦闘機 飛燕 キ-61 (川崎)
水冷エンジンとラジエーターのトラブルが解消できなかったため、稼働率は低かったが、部品供給の面で優れていた本土防衛戦ではB-29を迎撃出来る貴重な航空機だった。 |
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四式重爆撃機 飛龍 キ-67 (三菱)
左右操縦席の位置の均等化によるバランスの良さから、超低空飛行や急旋回可能など操縦性が良かった。故障の少ないハ104発動機により稼働率が高い機体だった。 |
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四式戦闘機 疾風 キ-84 (中島)
連合国航空機と互角に戦える能力があった。末期に量産体制に入ったため、発動機等に不具合が生じ稼働率は低かった。終戦後米国調査団に日本の最優秀戦闘機と言わしめた。 |
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五式戦闘機 キ-100 (川崎)
水冷エンジンの不具合が解消出来なかった飛燕を空冷エンジンに換装、胴体の見直しを計った機体。空冷化に伴い機首が太くなり、生じた乱流を排ガスを用い解消していた。 |